Cardanoプラットフォームの分散型取引所(DEX)、SundaeSwapについて解説します。
Cardanoエコシステムが本格的に動き出す狼煙となりうるプロジェクトとして、かなり期待されています。
SundaeSwapとは
SundaeSwapは、Cardanoコミュニティが待ちに待った、Cardanoプラットフォームの分散型取引所(DEX)です。
SundaeSwapの登場により、Cardano上で作成されたネイティブトークンとADAの交換が可能となります。
ADAはこちらで購入できます↓
また、SundaeSwapは、独自トークン「Sundae」を発行しています。
ETH(イーサリアム)チェーンのUniswapや、BSC(バイナンススマートチェーン)のPancakeSwapの独自トークンも大きく値上がりしたため、Sundaeも同様に値上がりが期待されています。
2022/1/21(日本時間)より、SundaeSwapベータ版がリリースされ、本格稼働していくこととなります。
SundaeSwapリンク
独自トークン「Sundae」の入手方法
現時点で「Sundae」の入手方法は以下のように発表されています。
①ISO(Initial Stake Pool Offering)※
②SundaeSwapまたは他の取引所でのスワップ
③プロトコルへの流動性の提供
現時点(2021/11/21時点)では「Sundae」を取得することはできません。
今できることは、ISOが実施されるStake Poolに委任先を変更することくらいかと思われます。
※ISOとは、Initial Stake Pool Offeringの略称で、該当プールにステーキング委任してもらい、委任者にADAの代わりに独自トークンを配布することで資金調達を行います。ただし、今回のISOの場合、SundaeSwapは、既に資金調達に成功しているため、委任者はADAとSundae両方を報酬として受け取ることができます。
今回のISOはCardanoコミュニティの投票によって、対象のStake Poolが選出されています。
ISOに選出されたStake Poolには、委任が殺到する可能性があります。
その場合、Poolの飽和度によっては、ADAの報酬が減ってしまう可能性があります!
ISOの期間は、エポック316から320と発表されました。
報酬を得るためには、2022/1/25(21:45UTC)までにISO対象プールに委任する必要があります。
具体的なSundae取得方法(手順等)については、後日発表があるようです。
報酬の計算ができるサイトが公開されました。(概算なので参考程度に)
ISO参加手順
①以下いずれかのウォレットを作成する。
- Daedalus
- Yoroi
- NAMI
- ccvault
- Sundaeを受け取るためには、Dapps対応のウォレットである必要があります。
- 現時点でDappsに対応しているのは、NAMIとccvaultのみです。
- Yoroiは今後Dapps対応予定です。
- Daedalusについては、詳細不明です。Daedalusで委任する場合は、Dapps対応のウォレットで復元する必要が出てくるかもしれません。
- DaedalusまたはYoroiを復元する場合、ccvaultがおすすめです。
②ADAを取引所で購入し、ウォレットに送金する。
③ウォレットからISO対象プールに委任する。
ISO対象プールは以下にまとめられていますので、一覧の中から選択して委任してください。
https://iso.sundaeswap.finance/#/voting
- SundaeSwapのISOは全5ラウンドに渡り、エポック毎にスナップショットが行われます。
- 2022/1/22 6:45~2022/2/15 6:45の期間、ISO対象プールに委任し続けることで、全5ラウンドのISO報酬を受け取ることができます。
- Sundaeの配布方法については、後日詳細が発表される予定です。
- Sundaeの受け取り期限は1年間です。
Sundaeの受け取り方法が一部公開されました。
まとめ
ついに2022/1/21(エポック316)よりSundaeSwapのベータ版が稼働開始しました。
待望のCardanoプラットフォームの分散型取引所ということで、かなり期待できるプロジェクトだと思うので、僕はISOに参加する予定です。
みなさんもよければ参加してみてください。