MetaMask(メタマスク)でMilkomeda(ミルコメダ)チェーンへの接続方法は分からずお困りではありませんか?
この記事では、Milkomedaの概要とMetaMaskでイーサリアムチェーンからMilkomedaチェーンに切り替える方法を解説します。
Milkomedaとは
Milkomedaとは、Cardanoブロックチェーンを使用したプロダクトやソリューションを開発するdcSparkが開発しているレイヤー2プロトコルです。
通常イーサリアム仮想マシン(EVM)に対応していないブロックチェーンは、イーサリアムのスマートコントラクトを実行できないため、イーサリアム上で作成されたdAppsなどを移植することができません。
しかしMilkomedaを使用すると、EVMに対応していないブロックチェーンにEVM機能を提供することができるため、ブロックチェーンの相互運用性を高めることができるということで大きな注目を浴びています。
公式ページ:https://www.milkomeda.com/jp/
Milkomedaチェーンへの切り替え手順
今回は、Chrome拡張版のMetaMaskを導入していることを前提に話を進めていきます。
MetaMaskをまだ導入されていない方は、以下の記事をご参照ください。
①MetaMaskを起動し、画面上部のイーサリアムメインネットのプルダウンから「ネットワークを追加」を選択します。
②以下のような画面が表示されるので、
- ネットワーク名:Milkomeda Cardano(C1)(自分が分かれば何でも構いません。)
- 新規RPC URL:https://rpc-mainnet-cardano-evm.c1.milkomeda.com
- チェーンID:2001
- 通貨記号:milkADA
- ブロックエクスプローラーのURL:https://explorer-mainnet-cardano-evm.c1.milkomeda.com
をそれぞれ入力します。
③「保存」を押します。
これでMilkomedaへの接続が完了です。
- milkADA以外の通貨は、コントラクトアドレスを調べて、ご自身でウォレットに追加する必要があります。
その他チェーンへの切り替えは、以下の記事をご参照ください。
今後必要に応じてチェーン切り替えの記事を追加していく予定です。
まとめ
MetaMaskでのMilkomedaへの切り替え方法を解説しました。
MilkomedaはEVMに対応していないブロックチェーンにEVM機能を提供できるので、Cardanoを始め、様々なブロックチェーンの相互運用性を高めることができます。
これから目にすることも多くなると思うので、MetaMaskへの追加をしておきましょう!