この記事では、CardanoのdAppsに対応済みのウォレット、ccvault.ioについて解説します。
記事執筆時点(2022/1/25)で、Daedalus(ダイダロス)やYoroi(ヨロイ)などの主要なウォレットがdApps未対応ですので、ぜひ使用を検討したいウォレットです。
ccvault.ioとは
ccvault.io(以下ccvault)とは、Cardanoチェーンのウォレットです。
ADAはもちろん、CardanoのトークンやNFTなどを保管できます。
また、dAppsに対応済みですので、SundaeSwap等の分散型取引所(DEX)でも使用可能なウォレットになります。
DaedalusやYoroiは、まだdAppsに未対応ということで、ccvaultの人気が日に日に増してきています。※Yoroiは現在dApps対応へ向けて開発中。
新規のウォレット作成はもちろんですが、DaedalusやYoroiを復元することもできるので、以下の利用手順をご確認ください。
利用手順
ccvaultの利用手順を説明します。
まずは、公式サイトにアクセスします。
※一応リンクは貼っていますが、公式のTwitterアカウントからリンクを辿るなどの癖を付けることをおすすめします。悪意のある人がいないとも限らないので。
新規ウォレット作成
①「Add Wallet」を押します。
②「Create wallet」を押します。
③ウォレット名、パスワードを入力して、「Save」を押します。
④チェックして「Continue」を押します。
⑤リカバリーフレーズを用紙等にメモして「Continue」を押します。
⑥リカバリーフレーズを入力して「Continue」を押します。
⑦ウォレット作成完了です。
既存ウォレットを復元
①「Add Wallet」を押します。
②「Restore wallet」を押します。
③復元したいウォレットに合わせてリカバリーフレーズ数を選択して、「Next」を押します。
④復元したいウォレットのリカバリーフレーズを入力して「Continue」を押します。
⑤アカウント名、パスワードを設定して復元完了です。
入金手順
ccvaultへの入金手順を説明します。
①取引所などでADAを購入します。
②ccvaultで「Receive」を押します。
③アドレスの右にあるコピーボタンを押します。
④コピーしたアドレスを取引所でペーストして送金すれば完了です。
ステーキング手順
ccvaultでのステーキング手順を解説します。
①「Staking」を押します。
②委任したいプールを検索し、「Delegate」を押します。
③ウォレットのパスワードを入力し、「Sign」を押します。
しばらく待ってトランザクションが通れば完了です。
まとめ
ccvaultいかがでしたでしょうか?
急激に成長しているCardanoのdAppsに対応したウォレットということで、これから利用者がどんどん増えてくるかと思います。
YoroiやDaedalusも今後の開発次第でdApps対応も期待できますが、現時点では一つの選択肢として有力なウォレットです。